知り合いの転職相談に乗ったのだが、普通のことしか言えなかった話

 

先日、知り合いの転職に関して相談に乗った。
わざわざ相手から事前に相談したいという事で結構たいへんそうだと思ったのだが、
話を聞くと今やってる配達仕事は賃金が高くなく重労働で自分が定年まで仕事を続けられる気がせず、転職するなら早く転職した方が良いだろうって話だった。

定年まで居ないなら早く転職したほうがいいというのは同意で、
次はどんな仕事したいのかを聞くと、天気に左右されない屋根の下でする仕事がいいなぁという。

待遇も正社員じゃなくてアルバイトでも良いらしい。

 

ふと私が転職する時は色々考える事が多かった事を思い出した。
そして、どういう生活がしたくて、その結果いくら欲しいのか決めたら?という無粋なアドバイスは止めておいた。
それを考えるのは面倒くさいし、理想の生活に必要な生活費を稼ぐ自信もなさそうな様子だったからだ。
本人的にも多分、不要だろう。
私は低賃金で定年まで働くのは怖ったがそれは私だけだ。

 

 

一緒にランチに出かけ、タコスでお腹を満たす。

 

他の人も色々聞いて回っているようで、家族からは安定した今の仕事が良いというアドバイスを受けていた。
友達は転職しちゃいな派。
同僚は年齢でバッサリ別れ上世代は今のままの方が良い。
後輩達は転職した方が良い。

 

世代感で大きく意見が別れているように見えて面白かった。
リーマンショックにぶち当たると社会に頼れない事が身に沁みてわかるのだろう。
氷河期世代はどうだろうか?

 

知り合いの妻は上記を聞いてコストコで良いんじゃないと言っていた。
人によって聞き方もバラバラな気がするが、私からは「やりたい事が漠然としてるなら他の人から貰った転職先案を全部やってみたら」という普通で面白みのないアドバイスを送った。

 

転職活動は面倒くさい。
ショックを受けたり挫けたりする事も多いだろう。
だから目標設定が大事だと思うのだが、低賃金層の場合、待遇をあまり変えず業務を変えるだけなら簡単なのだろう。

 

あわよくば良い転職先を見つけられる事を願って。