国が貧乏になるとどうなるのだろうか？

生活必需品やサービスにお金が使えなくなる。
例えば、洗剤、ティッシュ、衣類等の消耗品が補充できなくなり、
食事が全てモヤシご飯になる。
医療費がなく、病気や怪我は全て自然治癒を待つ。
また、金銭的な選択肢が狭まり安い物しか入手できず、
結果人生における選択の幅が狭くなる

上記が長期間続くと栄養失調や、適切な治療を受ければ
ただの熱だった病気が肺炎等の重症化するリスクがある。

教育は娯楽に入る。
貧乏になると真っ先に切られるのが本や学習機会だ。
特に新しい事に取り組む余裕はなくなる。

ストレスや将来の不安が高くなり、心理的に不安定になる。
それにより、孤立したり自己評価が低くなる。
場合によってはうつ病になる。

家賃の安い治安の悪い場所に住んだり、生活費を稼ぐため
非合法で危険な仕事をしなくてはならないケースが起こる。
特に闇バイトやパパ活等、社会問題として報道されている事例の当事者になる。

まず、何をもって貧乏になったといえるか私には分からない。
だが、2009年のギリシャ危機を事例に考える。
ギリシャがIMFやEUからの金融支援の条件は下記だったようで
2010年240億ユーロ、2012年1730億ユーロの支援を受けた。

約１５％のリストラ（15万人？）＋給料、退職金等の引き下げ
元々労働人口の4分の１が公務員だったらしい。

年金支給額の引き下げや年金支給資格の見直しが主で
年金生活者の生活ができなくなった。
元々は給料の90％が年金として支払われるらしくかなり手厚かった。

消費税率を19％から23%に引き上げた。

国有銀行の一部、電力会社の一部、港湾、空港、鉄道会社の一部が民営化された。

冷静に調べると1990年代から既に始まってる。

公務員は平成6年から50万人減少している。

一般公務員も50万人間性している　※民営化の影響

小泉政権で国営企業も民営化が進んだ
すごい改革している。労働派遣方の副作用も凄いが・・・。

消費税も現在１０％だ

これからだろう・・・。

日本は1990年代から緩やかに歳出削減策を実施していた。

これは有能なのではないだろうか。

だが、歳出は年々増えている。

答えは社会保障関係費の増大だ。
下記PDFの7ページに答えがある。
平成11年から増え始めている。

次は社会保険費に関して調べてみたい。