あらしのよるに 映画レビュー

 

 

ガブとメイの物語は令和に入っても色褪せておらず、種族を超えた二匹の友情にひどく感動した。まだ見てないケモナーの諸兄にオススメの一品である。

 

やっぱり配信でなくレンタルした所も今回の映画視聴の良さを引き立てている。
値段は200円と安価で新作DVD紹介に日本沈没などのなっつ!と思わせる作品が目白押しだった。
流石にTSUTAYAのプラスチックケースだけは年季の入った色していたが、ちょっと汚いなぁと思ったぐらいで全く支障はない。
ちゃんと再生できたし、ちゃんと感動できた。

 

カジュアルに二足歩行するヤギとオオカミ

あらしのよるに」は良いポイントが多い作品だが、個人的には結構頻繁に立ち上がり喋る事だと思っている。

視聴に際して写真を取っていないので映画を見てほしいのだが、みんなイキイキとしててコミカルで面白いしメイは可愛い。

そして至る箇所で人間臭い所作をする。

 

ガブがピクニックでお弁当を崖に落とすシーン。
あれは張り切って二足歩行でジャンプしなければ回避できただろう。
そして、メイが草を食べているを見ながら横になる姿はまさにおっさんだ。
だがそれが良い。

二人で雨の日の川を渡り、濁流に飲まれそうになるシーンも本来四足歩行なら落ちなかったのでは?と思ってしまう。
だが、メイが足を広げてゆっくり飛び石を渡る姿が愛らしい。

 

他にもバリーがメイに忍び寄って襲うシーンも両手を上げている。
冒頭でメイのお母さんを襲うシーンとはえらい違いである。

 

あらしのよるに」はケモ度4と5が上手に合わさった作品だ。

けものフレンズ』大ヒットの理由とは? ガチケモナーな東大研究 ...

ケモ度 (けもど)とは【ピクシブ百科事典】

 

コミカルなシーンでは立ち上がり人間臭い所作が面白く、
シリアスなシーンではしっかり獣をしている。

 

他にもいいシーンが色々あるのでぜひ見てみて欲しい。