なぜ、コーチャンフォーは好みではないのか

つくば警察署の隣にコーチャンフォーという書店が出来た。
多分警備的には一番万引きできない店だ。
ここで万引きしたら隣の警察署にそのまま連れて行かれるだろう。
そもそも論として、本好きの私からしたら本の万引きなんて言語道断だ。
だが、それでも警察署の隣というのは謎の威圧感がある。
見た目もそれに合わせて、謎のパイプ装飾が美しい刑務所のような外観をしている。

www.coachandfour-tsukuba.jp



ここはかなり大きい書店で1階駐車場、2階が本屋という都心のデニーズのような作りなのだが、外観はデニーズ以上に凝っている。
出店当初は非常に心引かれてコーチャンフォーに出かけた。

 

 

だが、1回目で違和感を覚えた。
この店、雑貨に力を入れすぎじゃないか?

 

駐車場の中にあるエスカレーターを上がり入り口から入ると、左手に子供向け絵本、右手に財布などの雑貨の棚がある。
車のハンドルシート素材で作った物らしく、非常に目立っており本より雑貨が目に入る。

そしてそのまま真っすぐ進むか雑貨エリアに吸い寄せられ、漫画エリアまで辿り付けないのである。

初めて行った日は雑貨エリアを巡って北海道物産店を見学しドトールで珈琲を飲んで欲しかった本をQUOカードで買って帰った。

2回目、3回目は確定申告関連の本を探しに出かけた。
この本屋は扉を入ると広い通路が真っ直ぐ伸びているので、何も考えずに行くと真っ直ぐ北海道物産店にぶち当たるのだ。
そして、左手に曲がり、奥まで行って更に左に曲がりやっと検索機にたどり着く。
遠い・・・というより、つい遠回りしてしまう。そんな導線をしているのだ。

 

公式サイトのフロアマップ

棚や床も問題だ。行ったらわかるが真っ白である。
しかも棚が全部高い。絵本のコーナー以外全部背が高い。
図書館のようだ。

未来書店は文具コーナーの棚の背が低く、奥のキッズコーナーまで見通しがある。
ACADEMIAは広い通路に平置き用の置き棚?があり、歩いてて本の表紙が目に入る。
コーチャンフォーは広すぎるせいでコーナーから通路に出ると一点画法のような光景が広がる。

 

だが、それでも良かった。
なぜならこの書店はQUOカードが使えたから。
でも先週行ったら使えなくなっていた。
住宅購入のアンケートでたくさん貰ったQUOカードが未だに財布に眠っている。非常に残念だ。コンビニで使うしかない。QUOカードと言ったら書店というイメージがあったのだが、イオンの未来書店やイーアスのACADEMIAも使えないのである。
悲しすぎる。

とにかくコーチャンフォーは好みではないのだ。
ちょっと理路整然すぎる配置と動線や白すぎる棚や床が好みではないんだ。
好みの人もいるだろうからそういう書店があっても良い。

 

ただ、ここまで好みに合わない書店が珍しいのでブログにしてみた。
このままの路線で経営を続けてほしい。
できればQUOカードを復活してほしい。