予約してたゼルダが来た！
早速プレイ。
ネタバレするのでそれでも良い方、続きをどうぞ
何やら考古学に関してやる気満々のゼルダとクール過ぎるリンクが遺跡の中を歩いてる。
ハイラル城の地下。
王家すら入っちゃダメな地下施設から瘴気が溢れたらしく、さっさと引っ越せよ！とか、なんて場所に城を立てたんだって！ゲーム熱を冷ますような冷水を、自ら自分にかけるダークな私が心の中で首をもたげた。
冒頭の冒頭だ。
ゼルダがすごい説明してくれる。
前作のパラセールおじさんの素っ気ない態度が懐かしい。
親子とは思えない程、姫が喋る。
そしてリンクよ。お前はなにか喋れ。
階段を降りる度に瘴気が増え、壁画の部屋で姫のテンションマックス。
もっと大勢で着たの方が良かったのでは？と思ってしまう。
楽しみしてたのだ。間違いなく。ただ姫のテンションについていけないだけだ。
そして、最奥でタタリ神となったガノンに右腕を蝕まれ、崩れた床の底にゼルダが落ちる。そしてなぜかリンクしか助けない右腕。
目が覚めると朽ちた右腕の代わりに黒い右腕が移植され、衛生観念のない草木生い茂る洞窟で目が覚める。
洞窟を進み無感情のままゼルダが空にダイブするとオープニングになった。
洞窟を出ると草原が広がっていた前作とは全然違う。
これまでの冒険で感受性がぶっ壊れたリンクを操作して執事ロボと幽霊しかいない空中都市の遺跡に行く。
執事ロボに色々教わりながら遺跡の中で力をもらう。
だが、広がりを感じない空中都市。
幽霊となった主。
主の居ない無数のロボ達。
廃墟となった都市。
悲しい。
幽霊主の背中に哀愁を見た。
今作のゼルダが楽しくなったのは地上に降りてからだった。
馬に乗って草原を駆けまわる。
無駄にゴブリンにちょっかいを出して馬で逃げる。
ハート３つでは勝てない。だが、草原にいられると邪魔なのだ。
ひき逃げしか勝たん。
死ななきゃ良いのさ。
だが、悲しいかな。
経年劣化した空中都市の残骸が空から落下し目の前に落ちた。
驚く馬と私。無表情なリンクが敵の矢を受けて落馬しボコボコにされた。
ゲームオーバー
そんな文字が画面に浮かぶ。
不法投棄反対！不法投棄反対！
憤りを感じながら、ラピュタを思い出した。
「ラピュタがなぜ滅びたのかよくわかる。どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんの可哀想なロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ」
そんな社会派なゲームを楽しんでる。
皆様も「資材ゴミのポイ捨て」、「修繕出来ない都市の放置」、「定期メンテナンスするべき地下施設（ガノン）の引継の失敗」はなるべくやめましょう。
